XDMCPによるリモートログイン

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/gdm/+bug/408417
ということでUbuntu10.10では バグによりXDMCPによるGUIログインがサポートされていないのだが、11.04ではGDM2.32.0を使うこと修正されている。
Tom Ellis氏によるパッチを当てれば10.10でのバグは修正できるとのことだが、GDMのバージョンを上げるという方針をとってみる。
結論としてはうまくいきませんでした。
以下、行った方法

https://launchpad.net/ubuntu/+source/gdm/
で最新版のgdmをダウンロードし、Ubuntuソフトウェアセンターからアップグレードする。
GDMでXDMCPを有効にするため、custom.confを設定する。custom.confがない場合は新規に作成します。

$sudo gedit /etc/gdm/custom.conf

custom.confに以下を付け加える

[xdmcp]
Enable=true

編集したら保存し、gdmを再起動する。再起動するには Ctrl-Alt-F1 でシェルプロンプトに移り、

$sudo /etc/init.d/gdm restart

で再起動する。再起動するとGUI画面に移るので、Ctrl-Alt-F2でシェルプロンプトに戻り、

$exit

でログアウトする。ログアウトしたら Ctrl-Alt-F7で X グラフィックのGUI画面に戻る。
gdmの再起動がうまくいできないならばPC自体を再起動すればよい。

Ubuntu同士でのXephyrを使ったログインは無事成功。
しかし、WindowsからXDMCPを使って接続すると、ログイン画面からユーザー画面の切り替えで落ちる。
無理があったか・・・