VirtualBox及びphpVirtualBoxのインストール まとめ

プロプリエタリ版VirtualBoxのインストール及び設定方法です。
オープンソース版はhttp://d.hatena.ne.jp/umi_sati/20101228/1293551144を参照

環境はUbuntu10.10 desktop-amd64版

http://www.virtualbox.org/wiki/Linux_Downloads

から自身にあったパッケージを選んでインストール。今回はUbuntuのAMD64版を選択して、Ubuntuソフトウェアセンターからインストールする。

この後に入れるphpvirtualbox-0.5が現状ではVirtualBox4.0に対応していないのでバージョン3.2.12を使います。

http://download.virtualbox.org/virtualbox/

CD系デバイスをVirtualBoxから使えるようにする

$sudo /etc/init.d/vboxdrv setup

続いてphpVirtualBoxのインストールを行うのだが、まずは前提条件となるapache + phpのインストールをする。

$ sudo apt-get install apache2
$ sudo apt-get install php5
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart

外部公開はしないので今回はApacheの細か設定はしない。
また、必須ではないがphpVirtualBox用のユーザーを作っておく。

$sudo useradd -m -s /bin/bash vbox
$sudo passwd vbox
$sudo usermod -G cdrom vbox

環境は整ったのでphpVirtualBoxインストールを行う。
下記からphpVirtualBoxの圧縮ファイルとvboxwebsrv をダウンロードする。
http://code.google.com/p/phpvirtualbox/downloads/list

ダウンロードしたphpVirtualBoxを公開ディレクトリに展開し、ディレクトリ名を変更しておく（今回はフォルダ名をvboxにしておく）。apacheはディフォルト設定のままなので/var/www/が公開ディレクトリになっている。

$sudo unzip phpvirtualbox-0.5.zip -d /var/www/
$sudo mv /var/www/phpvirtualbox-0.5 /var/www/vbox

config.phpの編集をする

$sudo gedit /var/www/vbox/config.php

config.phpのユーザー名とパスワードをリモートでvirtualboxを動かすユーザー名とパスワードに変更する。

var $username = 'vbox';
var $password = '******';

ダウンロードしたvboxwebsrvを編集する

$sudo gedit vboxwebsrv

vboxwebsrvのユーザーをVirtualBoxを動かすユーザー名に変更する。

USER=vbox

編集したvboxwebsrvを自動起動サービスに登録し、サービスを開始する。

$sudo chmod 755 vboxwebsrv
$sudo chown root vboxwebsrv
$sudo chgrp root vboxwebsrv
$sudo mv vboxwebsrv /etc/init.d
$sudo update-rc.d vboxwebsrv defaults
$sudo service vboxwebsrv start

http://localhost/vbox/　に接続してみて画面が正常に出れば設定、成功！